2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧
相撲の世界に「3年後の稽古(けいこ)をせよ」という言葉がある。「3年後に勝てるようになるような稽古を今しなさい」という意味だ。相撲における3年後の稽古とは、「四股(しこ)」や「てっぽう」のこと。
『少年老い易く、学成り難し』やらなければならないこと、やりたいことは数多くあれども、本当にやるべきこと、心からやりたいこと、自分の【出世本懐】に一点集中していきたい。
「ほしい」という発想を頭からはずして、どうしたら、この人に喜んでもらえるか、という問いを真剣に考えてみるところから努めていったらどうだろう。遠回りのように感じるが、堅実に自分も恵まれるようになっていくだろう。
今日のことは今日済ませよといわれるが、明日のことを今日するよう心がけねばならぬ。臨終になってあわてても手遅れである。
一つ叱られたら、みんなダメだと落ち込む人が多い。一つほめられると、全部よいように自惚れる人も多い。
シドニー・スミスは、おもしろいことを言っている。「少なくとも一日に一人を喜ばせよ。十年すれば、三千六百五十人を喜ばせることになる。一町村あげて喜ばせる、寄付金を出したのと同様だ」
明らかな自己のミスでも、10の中の1でも言い訳のきっかけがあればその1を針小棒大に10の中の9はそれが原因だったかのように思い込むのが私たちの常だ。たとえ10の中1しか自分に非がないとしてその1を謝罪し、反省したい。
戦後間もないときに、サンヨーが洗濯機を開発したときに、「女性を洗濯の苦労から解放し、町に買い物に出るゆとりを。そうあってこそ日本は復興する」といった。今の日本も復興の鍵は女性なのかもしれない。
「情けは人のためならず」 人に情けをかけるのは親切する人の徳になる。あの人のためにやっているんだ。あの人のためにしてあげてるんだ。と思い続けるものではありませんよ、というのが「情けは人のためならず」人に与えているのは自らの徳と信用の元を築い…
クラスでいじめがあると、子供にとっては一日の大半を過ごす、世界のすべてといってもいい場所でそんな境遇にさらされたらとても生きていけない気持ちになる。ところが大人からすると、1年、2年の人間関係くらいなんで我慢できないのか、たわいもない感情…
勝手に人のこと悪く言いやがって、とプンプン怒る前に、嫌われるような自己を少しでも改善していき、好感度がアップするよう努めなければならないのは言うまでもない。
「おそろしや たゆまぬ歩み かたつむり」といわれる。 あの歩みの遅いカタツムリでも鬼瓦の頂上まで上るようにたゆまず続けることに今後もこだわりを持っていこう。
仏教に“一水四見”という言葉がある。一つの水を・人間界は飲み物と見る・畜生界の魚は住処と見る・餓鬼界の者は炎と見る・天人はルリと見る。立場や都合が違うと、その評価、見方もガラッと変わってしまうことをブッダが説かれたものだ。